食用油脂
油脂といった場合には常温で液体の脂と、常温で固体の脂を意味しています。また単に油と脂の両方を指すことも多いです。油脂には食用に使わない工業用油脂もあるので、食用のものは食用油脂と呼んで区別することもあります。食用油脂には動物性のものと植物性のものがありますが、動物性のものは通常は固体の脂であり、植物性のものは液体と固体があります。動物性の脂として代表的なものはラードやバターです。植物性のもののほとんどは常温で液体の油ですが固体のものもあります。チョコレートなどに使われるカカオ油と呼ばれているものは通常は固体です。食用油脂にはオリーブオイルや綿実油、ゴマ油のように単独の原料から採取されたものと、サラダ油や天ぷら油のように多種類の食用油脂が調合されたものがあります。サラダ油はもともとはサラダに使える食用油という意味で名付けられたものであり、大豆油、菜種油、コーン油、オリーブオイル、綿実油などを混合して作ります。風味にクセがなく、低温でも固まりにくいのが特徴です。天ぷら油は、からっと揚がって香ばしさがつくように調合されたもの。ゴマ油と綿実油、大豆油、菜種油、コーン油などを混ぜて作られています。油は空気に触れて劣化することはもちろんのこと、熱や日光に当っても劣化します。熱の発生するレンジのそばや、直射日光の当るところに置くのは避けましょう。劣化した油は風味が落ちるだけでなく身体への影響も良くありません。開封した油は1、2か月で使い切るようにしたいものです。未開封の油の場合は、種類や容器、保存状態によって異なりますが、1年を目安と考えて、それ以上経過したものは思いきって捨ててしまいましょう。油を捨てる際には水質汚染の原因になるので絶対に流しなどに流さないようにしましょう。
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