調味料の中で一番古いのが塩で、これは天然にあるものを利用してつくられました。味付けの決め手は塩味と言われるとおり料理には欠かせないものです。また人体には0.7%の塩分が含まれていますが血液にまじって細胞の新陳代謝をうながし、胃袋の塩酸となって消化作用を助け、神経や筋肉の興奮を整える働きもします。しかし尿や汗にまじって毎日排出されるので成人では1日当り約10から15gを摂取しなければ生命を維持することができません。高温で働く重労働者は、発汗量が多いため、40から60gを必要とすることもあります。このように人間に欠かせない塩でも最近では減らすのに関心が向けられています。これは塩分のとり過ぎが高血圧、脳卒中を引き起こす引き金となっているからです。しかし、これらのことも動物性タンパク質や脂肪をとり全体的にバランスのとれた食生活をすることにより防ぐことができます。現在日本では食塩の摂取量は10gまでと言われていますが、アメリカの5gに比べると多くなっています。できるだけひかえる食生活をすることが大切です。味噌汁1杯の食塩の量は1から2g、その他醤油、漬け物、魚の干物、練製品、マヨネーズ、ケチャップ、スナック菓子、インスタントラーメンなどに多分に含まれている事も考慮に入れることが大切です。塩味は子供の頃薄味なのが年齢と共に濃い味好みとなりがちなので、子供の頃より薄味になれること、味をしみ込ませる漬け物のようなものより、味をのせれば食べられる蒸し物、茹物、和え物、揚げ物、サラダにして塩分の摂取を少なくする。また、酢、レモン、油、香辛料で味つけをすることにより塩分の摂取をおさえるようにする。たとえば汁ものには実を沢山入れる事も減塩の方法です。

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