無洗米

通常の精白米は米粒に粘りのついた糠を水でとぎ、洗い落として炊飯します。その時に出る米のとぎ汁による生活排水が河川や海洋を汚染します。また米とぎは米粒の表面の凹凸部分に糠が残りやすい欠点もあります。無洗米の利点は、炊飯前に米をといで糠を洗い流す必要がないこと。よって、米をとぐ手間がかかりません。冬の水の冷たい時期に水に手を浸けずにすみます。また無洗米は、米をとぐ必要もないことから河川や海洋の汚染の心配もありません。それに外食産業、学校給食、レトルト食品なども米を洗う手間を省き、人件費を軽減できることから少々割高でも利用してきました。この無洗米は精米機器メーカーが生活排水を出さずに、環境に優しい精白米を作るにはどうすればよいかという問題点の対処策から開発した精米製法です。精米法は粘り気の強い白米の米糠を逆に利用して、別の米糠で米粒にへばりついた糠を引き剥がす製法で、米の味は損なわれず、利用した米糠は有機質肥料として利用されます。また精米する過程で水も添加物の必要もなく汚染物質の出る心配もありません。通常は無洗米の値段は店頭に並ぶ精米よりも高価ですが、利便性に加えて、本来持っている米の味が一層生かされていると歓迎されています。無洗米の普及のために作られたのがNPO全国無洗米協会、同協会の基準をクリアした無洗米には認証マークが付けられています。

食品食材

       copyrght(c)2007.食品食材と暮らし.all rights reserved

スポンサードリンク