米
米を大別すると日本人が食べ慣れているジャパニカ米と粒の長いインディカ米の2種類があります。米を作っているのはアジアだけでなく、アメリカ、イタリア、オーストラリア、ブラジル、エジプトなど広い範囲で栽培しています。戦前の日本人は1年間に約150kg、1日に400gの米を食べていましたが、現代人は1日200g以下、戦前の半分以下に減っています。日本では食生活の欧米化が進んで、米離れが進んできましたが、逆にアメリカでは米は健康によい、米でダイエットなど、健康食品として米に注目が集まっています。医療先進国であるアメリカの悩みのひとつに、肥満、糖尿病、心臓病などの成人病の増加があります。その大きな原因として、脂肪や糖分のとりすぎがあります。米や麦などの炭水化物、野菜、果物を充分とって、肉、乳製品、砂糖、脂肪、塩を減らすことが効果的と考えられています。これは伝統的な日本食に近いもので、日本食は理想的な栄養摂取バランスといわれています。食事の中心に米をおき、おかずとともに食べる習慣は、脂肪やタンパク質のとりすぎを防ぐことになります。家庭での米の管理も、おいしいご飯を食べるためには大切です。まず一度にたくさん買わないことです。米は新鮮品なので買いだめした米は品質がおちてしまいます。半月分を目安としましょう。そして保管場所としては、直射日光の当らない、暗い場所、乾燥していて涼しい場所が理想的です。最近ではさまざまなブランド米がありますが、やはり、とぎ方、炊き方を大切にしたいものです。とぐときは水で手早く、ゆっくり洗ったり、湯を使ったりしないことです。といでから30分以上はおいてから炊きます。炊飯器のスイッチが切れてから、しばらく蒸してから食べるようにしましょう。
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