牛肉

牛肉には独特の芳香があり色も鮮紅色で畜肉の中でも最も好まれる肉です。国産の牛肉には、むこう条虫という害虫がおらず、また万一感染したとしても取り除く事が困難ではないので、牛刺しとしても安心して食べられます。牛肉は加工品として食べるよりは、むしろ直接肉を調理して食べる方があっています。霜降り肉はおいしいですが、脂肪の融点が豚肉や鶏肉に比べて高いため、熱食向きの肉です。でき上がったステーキにふたをして運んでくるのはこうした理由があるからです。冷やしてしまうと、口の中でざらざらとした違和感が残ってしまう風味になってしまいます。他の食肉にもいえることですが、要は肉の性質を知って、それに合う料理をすることです。子牛肉は通常は生後10か月未満の幼齢肉のことをいい大変軟らかい肉で淡紅色です。子牛のステーキは欧州諸国ではヴィールステーキと言います。ヴィールは子牛肉のことを指しますが、発音が悪いとアルコールのビールと間違われます。牛肉は良質のタンパク質と脂肪にとんで、消化率でもタンパク質は97から98%、脂肪は95から97%と畜肉の中では最も高くなっています。栄養上、最もすぐれた肉です。しかし大切なのはバランスで、添え物でついてくるパセリ、キャベツ、トマトなどは決して飾りではありません。食肉の際には穀物や野菜、果物などと一緒に食べる事が大切です。バランスのとれた食事が健康をつくるということです。

食品食材

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