野菜の働き
野菜はダイエット食品ということで、若い人達の間で注目を浴びています。しかし健康を保つためにはいろいろの食品をバランスよく食べることが必要で、野菜サラダなどばかり食べていて痩せれば良いというわけではありません。それには、野菜がなぜ必要なのか、体の中でどのような働きをするかを知っておくことが必要です。元々は栄養といえば動物食品に重点を置きがちな傾向がありましたが、野菜には体をアルカリ性にする性質があり、人間の生理のバランスを保つなどの健康維持のために大きな働きをします。人間は食物を消化吸収し、エネルギーや体温、その他に転換しますが、その後の老廃物を捨てなければなりません。その際に大切な役目をするのが野菜の繊維分です。野菜の中には多かれ少なかれ繊維分が含まれており、これはほとんど消化吸収されずに腸を通るときに腸壁を刺激し、せん動運動を起こし、便意を促します。つまり便秘を防ぐ役目をします。また野菜のなかにはナトリウム、カリウム、マグネシウムが含まれており、体をアルカリ性にする働きがあります。逆に穀類や肉、魚類などは体を酸性にし、からだが酸性に傾くと疲れやすいなど故障が起きがちになります。人間が健康を保つには中性から、弱アルカリ性が良いといわれ、そのバランスをとるのが野菜の役目です。そのうえ野菜や果物にはビタミン類が多く含まれており、調理のために全部失うということはありません。ビタミンC、B1、B2、A、D、E、葉緑素は血をふやすのに必要であり、わずかですがリンゴ酸、酒石酸、クエン酸、コハク酸などの有機酸が含まれています。これは体のなかで消化吸収などの生理機能をよくするもので、疲労関係などに役立っています。このように野菜の働きは健康維持に欠かせませんが、特に緑の濃いもの、カボチャ、ニンジンなど黄、赤の野菜を多く取ると良いでしょう。

戦後その時代
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