豆乳
豆乳は昔からあった製品ですが長い間ミルクの陰にあり、日影の存在でした。しかし昨今の自然食品や健康食品ブームもあり、豆乳もその真価を認められ脚光を浴びています。日本では古来から大豆の利用が上手で味噌、醤油、納豆、豆腐とその加工品は数多く、豆乳もそのひとつです。豆乳はアルカリ性飲料であるうえに、畑の肉と俗にいわれている大豆が原料ですから、良質のタンパク質を大量に含んでおり、リノール酸も数多く含んでいます。リノール酸は人間の体内で作ることができず、コレステロール値を下げ血栓を防ぐなどの働きをするので心臓病の予防に役立っています。さらにビタミンEも大量に含まれているので動脈硬化を防ぎ、皮膚の新陳代謝を促すために皮下脂肪を漂白する働きがあります。ダイエットに心血を注いでいる人々の多い今日ではブームになるのも当然といえます。現在市販されている豆乳の種類では、ストレートあるいは白と呼ばれているもので大豆の絞り汁に果糖やブドウ糖、はちみつなどを加えた基本的なものと、果物や野菜、コーヒー、麦芽などを加えたものがありますが、やはりストレートタイプのものが一番多く売れていて、全体の6割を占めています。技術の進歩によって、豆独特の青臭さや、渋みも大部取り除かれましたが、それでも最初に飲む場合はコーヒーや果物味のほうが飲みやすいようです。豆乳には火を通し過ぎると分離する性質があり、料理に使う場合は煮過ぎないよう注意しましょう。
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