脂肪

脂肪には動物性と植物性があり、常温で固まる脂と液体の油に分けられます。代表的な動物性の脂肪には、ヘット、ラード、バター、魚油など、植物性の脂肪には、大豆油、菜種油、ごま油、紅花油、コーン油、オリーブ油などがあげられます。国民栄養調査によると、日本人の食生活の中で脂質全体の摂取量は、昭和50年頃からあまり増加していませんが、増加の一途をたどっているのが動物性の脂肪です。このままの状態が続くと、脂肪のとりすぎによる肥満、高血圧、動脈硬化、心臓病などの成人病が増えると懸念されています。さらに若年層にも深刻な影響がでており、コレステロール値が高いなど成人病予備軍化が子どもの頃から始っています。脂肪はエネルギー源として、またビタミンの吸収をよくするためにも欠かすことのできない栄養素ですが上手に摂取する工夫が必要です。一般に動物性の脂肪と植物性の脂肪は1対1から1対2で使うのが目安です。イワシやサバなどの魚油に含まれるDHCやEPAと呼ばれる物質が学習能力を高めたり、動脈硬化予防に効果があると注目を集めています。油脂は鮮度を考えて使用することが大切です。揚げ物などに使用した油を保存するときは、熱いうちにこしてから、直射日光が当たらないよう、冷暗所に保存しましょう。油を捨てる時に、流しの排水口に直接流すようなことは厳禁です。使用済みの油はたいへん汚濁の程度が高く環境汚染の危険があるうえに排水管が詰まります。新聞紙やボロ布などにしみ込ませるか、可燃ゴミと一緒に回収に出すようにするのが最低限のルールです。牛乳の紙パックに新聞紙などを入れ、油にしみ込ませてから封をすると簡単に処理できます。

食品食材

       copyrght(c)2007.食品食材と暮らし.all rights reserved

スポンサードリンク