味覚

食物の味覚は口の中で溶けた酸や糖が舌の表面にある組織の中の味細胞に触れて、そこから伸びる神経が脳に味を伝えます。よって、脳が疲れていたり精神状態の悪い時は味覚が変わってきます。最近では中高年に多い味覚障害が若年層にも広がっています。その原因はインスタント食品やコンビニ弁当に頼り過ぎる偏食など食生活の乱れ、過度のダイエットなどにあります。味覚障害は舌の味覚を判断する細胞が3日から4日で再生しますが、その時ミネラルの1つで亜鉛が必要となります。不摂生な食事生活を送っている人や、薬の副作用で亜鉛が吸収できなくなった人など、亜鉛不足の原因の味覚障害は全体の約7割を占めています。亜鉛を多く含む食品といえばホタテ、カキ、煮干し、青のり、ヒジキ、きな粉、豆味噌、ゴマ、パセリ、干し椎茸、抹茶、ココア、そば粉などがあります。味覚障害がなければ、後は多少の個人差はあっても、生まれつき持っている味覚の感受性はほとんど変わりません。正しい味覚を鍛えるには、亜鉛をたくさん含む食品を取ると共に、口の中を清潔にしておくことです。口の中に雑菌が多いと味覚を変える口内炎や舌炎になりやすい。また虫歯や歯周病を放置していたり、入れ歯の手入れを怠ってはいけません。食物の素材の味を知る事も大切です。そのためにはよく噛むことが第一です。病気治療中の人は薬によって味覚を変えている場合があります。味覚に影響を与える薬は150種類以上あるといいます。原因は薬が体内の亜鉛と結合して、舌の細胞の新陳代謝を妨げるため、障害が出ると考えられます。

食品食材

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