海藻

海藻類をこれほど食べているのは日本人だけだと言われています。これは日本が周囲を海に囲まれてこともあり、その種類も多い。海藻には陸上の生物のように根というものがなく、一見根のように見えるものは、ただ位置を固定するだけのもので、海中に漂う藻の全面から、海中の成分を吸収して生きています。海藻の一般成分としては、水分が9割、脂肪やタンパク質はごく少量です。糖質は多糖類でヘミセルロースが多いので消化にはよくありません。比較的消化によいといわれている海苔でさえ7割程度です。しかし、これは野草類と同様に便通を整える意味では有効です。海藻には緑藻類、褐藻類、紅藻類、藍藻類があり、それぞれに葉緑素やカロチン、キサントフィル、カロチノイド、フコキサンチン、フイコフェイン、紅藻素、青藻素などの色素が含まれ、美しい色をしています。ビタミンAの含有量が多く、B1、B2、Cもかなり含まれています。無機質はヨード、カルシウム、カリウムなども多いです。日本人にヨード欠乏から起きる甲状腺障害が少ないのは海草を多く取るせいといわれ、長寿の人達の食生活のほとんどに海藻を多く食べているということがあげられます。しかし、海藻にはビタミン、無機質などの体の調子を整える成分が多量に含まれてはいますが、特に栄養のある食品ではありません。その特徴は、特殊な粘性物質による不消化なことで、これは便通をよくすることつまり便秘をなくすことに役立っています。

食品食材

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