胚芽精米

胚芽精米は普通の白米と同じ精白度を持ち、発芽力を持つ胚芽を8割以上保有しています。つまり生きたお米です。その胚芽精米がなぜ体によいかというと、ビタミンB1が普通の白米の2倍も多く含まれています。このB1が不足すると体の糖質代謝が悪くなり、神経、心臓、消化器官などの活動が妨げられ、脚気にかかりやすくなります。また胚芽米にはビタミンEが豊富なことがあります。このビタミンEは体の老化を促進するといわれるリポフスチンという物質の増加を防ぐ重要な役目を果たします。これらのビタミン類は米の中でも特に胚芽の部分に集中しています。たとえばビタミンB1は、胚芽に6割強あり、ビタミンEに至っては胚芽の部分にしか含まれていません。しかし、いいことづくめの胚芽精米にも欠点があり、胚芽に含まれるビタミンB1が水に溶けやすいということです。そのためにせっかくの胚芽精米を食べるにしても、炊く前に洗米してしまっては効果がだいぶ落ちてしまいます。数字で比較すると洗わない胚芽精米と白米、洗った胚芽精米の3通りを炊いてみたところ、洗わない胚芽精米のごはんに含まれているビタミン量は、洗った場合に比べて約2倍、白米の3倍はあるというデータが出ています。しかし、最近では米をつき精米する機械が一段と向上した影響により洗米の必要のない胚芽精米がでてきました。したがって、ビタミンが溶け出る心配もなくなったわけです。胚芽精米は健康に良いばかりでなく美容に、そして老化防止にも効果があります。

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