栄養表示基準
健康ブームの広がりとともに、食品の栄養分表示に消費者が高い関心を払うようになっています。これまでの表示はメーカー独自の判断による表現をしてきましたが、消費者側からすれば判断基準の是非を比べることができませんでした。このために厚生労働省が客観的に栄養や熱量の表示を消費者が知ることができるようメーカーに義務づけたのが栄養表示基準です。この表示の狙いは栄養だけの表現を強調しないようメーカーが表示を希望する栄養成分のほかに熱量、タンパク質、脂肪、糖質、ナトリウムの含有量表示を義務づけています。また表示方法も原則的に容器の外側に読みやすい説明にするよう求めています。栄養成分表示は基準として食品100g当たりの量で示します。ほかの食品と比べ高カロリーなどとするには、一定の成分含有量が必要で、同時に比較する食品やその増加分の量、割合などの表現が求められます。最近の健康食品の売れ筋は低カロリーの商品ですが、控えめと宣伝するには脂質なら3g、糖分は5g未満がその表記の基準に定められています。他商品に比べて低さを売り込むためには、その比較対象食品の栄養分の含有量表示も必要になります。無やゼロと説明する際にも各栄養成分が一定基準以下でなくてはなりません。現在では多くの品種で低カロリー表示が人気を集めていますが、大切なのは全体の食事バランスで、人工のままの成分では体が摂取しにくいものもあります。栄養成分だけにこだわると、総合的な栄養吸収を破綻させる危険もあります。自然の食品からいかに調和の取れた栄養吸収するかが大切です。

堪へ難キヲ堪へ
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